住宅ローンの借り換えで返済負担を軽減!おすすめの方法を解説
毎月の住宅ローンの返済、もっとラクにできないかな…と考えることはありませんか?最近、金利がじわじわ上がってきて、「このままで大丈夫かな」と不安を感じている方も多いはず。そんなあなたに朗報です!実は、住宅ローンの借り換えをすることで、返済負担を減らせる可能性があるんです。この記事では、初心者の方でもわかりやすく、借り換えのメリットやデメリット、手順、金利の種類などを解説します。一緒に、賢く返済する方法を探っていきましょう!
住宅ローンの借り換えとは?その重要性
住宅ローンの借り換えとは、現在借りているローンを別の金融機関のローンに切り替えることです。目的はズバリ、金利を下げて返済額を減らすこと。たとえば、金利が1%下がるだけで、毎月の返済額や総返済額が大きく変わることもあります。金利が上昇する今、借り換えは特に注目されています。なぜなら、早めに行動することで、将来の返済リスクを減らせるからです。
この記事の対象読者は住宅ローンの返済に不安を感じている人や、少しでも負担を軽くしたい人。この記事を通じて、「自分に合った方法は何か」「本当に得するのか」を知ってもらうのが目標です。
借り換えのメリットをチェック
では、借り換えには具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?以下に3つのポイントを挙げます。
返済額が減る
これがローンを借り換える最大の目的と言っていいでしょう。現在利用中の金利より、借り換えた先の金利が低ければ毎月の返済額が少なくなり、毎月の家計がラクになります。
具体例を見てみましょう。
(例)現在、残高3000万円・金利年2%・返済年数残30年のローンを利用中だとします。
このまま返済を続けると、30年間の総返済額は39,918,903円となります…① ※元利均等返済の場合
これを借り換えすることとします。
同じ残高3000万円・30年返済で金利が年1%に下がると、総返済額は34,737,068円となります…② ※元利均等返済の場合
よって、①−②=5,181,835円も総返済額が下がることとなります。
たった1%の違いでも、長い期間のローンにおいては大きな差が生まれます。 差額の518万円もあれば子どもを4年制国立大学に通わせられるくらいにはなります。
借り換えでメリットが出る方はすぐに動きましょう。
金利リスクを回避
変動金利から固定金利に変えると、金利が上がっても返済額が一定になります。これから金利が上がると見込む場合は、固定金利に切り替えると安心です。
返済期間を調整
借り換える際、返済期間を短縮すれば、利息の総額を抑えられることもあります。金利が下がる分、早く返し終えることも可能です。
私が実際に借り換えをご案内させていただいたお客様には、返済年数が2年ほど減り、かつ総返済額が百数十万円減ったケースもありました。
デメリットも知っておこう
良いことばかりではありません。借り換えには注意点もあります。
諸費用がかかる
事務手数料や保証料、登記費用で数十万円かかる場合があります。ローンを申し込む際には要チェックしましょう。
審査が通らないリスク
収入や信用状況によっては、希望のローンに変えられないことも。日頃から延滞等をしないようにしましょう。
タイミング次第
固定金利を選んだ後に金利が下がった場合、その恩恵を受けられない可能性も。未来のことは誰にも予測できませんが、世の中のトレンド情報は要チェックしておきましょう。
借り換えの手順をステップで解説
ここまでお読みいただいて、「興味はあるけど、どうすればいいの?」という方のために、手順を簡単にまとめました。
- 現状を把握: まずは現在のローンの残高や金利、残りの返済期間を確認。返済予定表などで確認できます。
- 比較する: 複数の金融機関で金利や条件をチェック。お得なところを探しましょう。←最重要
- 申し込み: 気に入った金融機関に申し込み、審査を受けます。通常はまず仮審査を受けることとなります。
- 実行: 審査が通れば契約を結び、新しいローンに切り替え。借り換え後の金融機関からこれまで利用していた金融機関へお金が振り込まれます。
ポイントは、焦らずじっくり比較すること。私のおすすめはモゲチェックです。数ある金融機関の中から、個々に合わせたおすすめプランを提案してくれます。シミュレーションだけでも試してみてくださいね。
金利の種類を理解しよう
ここで少し金利のことを学びましょう。
住宅ローンの金利は大きく分けて変動金利・固定金利・固定期間選択型の3つのタイプが主流となっています。
変動金利とは
変動金利は、市場の金利に連動して半年ごとに金利が見直されるタイプです。金利が下がればラッキーですが、上がると返済額が増えるリスクがあります。最近のトレンドを見ると、少しずつ上昇傾向にあるので要注意です。
固定金利とは
固定金利は、契約時に決めた金利が完済まで続くタイプです。返済額が安定するので計画が立てやすいですが、同じタイミングに変動金利で契約するより金利が高めになることが多いです。金利上昇が心配なら、こちらがおすすめ。
固定金利選択型とは
固定金利選択型は、一定期間は固定金利で返済をし、期間満了後は固定金利か変動金利かを選択できるタイプです。たとえば「10年選択」であれば、最初の10年は固定金利、11年目からは固定か変動かをその時に選択することとなります。
最新の金利動向とトレンド
昨今の日本では、日銀の政策金利引き上げを受け、各金融機関も住宅ローン金利を上げる傾向にあります。

日銀の政策金利の変動を時系列で示したもの
この日銀の政策金利が上がると、同じ上げ幅でローンの金利が上がることがほとんどです。
2025年1月に0.25%→0.5%に利上げがありましたので、次回の金利見直しのタイミングでご利用中のローン金利が0.25%上昇する可能性があります。(変動金利の場合)
一方で、ネット銀行を中心に低金利の住宅ローンを提供しているところもあります。
たとえば、あるネット銀行では変動金利が0.4%台という驚きのプランも。様々な金融機関の情報を知っておくと、借り換えのタイミングを見極めやすくなりますよ。
とはいえ、自分で全ての金融機関を調べることは容易ではありません。私のおすすめするモゲチェックでは、一度に複数の金融機関を比較することができ、自分に最適な金融機関を選んでくれます。
まずはシミュレーションを取ってみて、メリットがあれば借り換えを進めてみてくださいね。
失敗しないためのコツ
他の記事ではあまり触れられていない、借り換えに失敗しないためのコツをいくつか紹介します。
- 諸費用を計算に入れる: 手数料や登記費用を含めたトータルで得するか確認。金利が下がっても諸費用分を含めると損する場合も。
- 早めに動く: 金利が上がる前に借り換えを済ませると有利。昨今は金利上昇トレンドです。
- 専門家に相談: 不安ならファイナンシャルプランナーにアドバイスをもらうのもGood。私自身も2級ファイナンシャル・プラニング技能士を保有していますので、お問い合わせからいつでもご連絡くださいね。
コツをしっかり理解して、賢く住宅ローンを借り換えてみましょう!
まとめ:賢く借り換えて快適な生活を
住宅ローンの借り換えは、返済負担を減らす強力な手段です。メリットとデメリットを理解し、自分に合った金利タイプや金融機関を選ぶことが成功の鍵。最新の金利動向をチェックしながら、計画的に進めましょう。
次に取るべき行動: まずは現在のローンの返済予定表を手に取って、金利や残高を確認してみてください。そして、簡単に複数の銀行を比較できるモゲチェックでシミュレーションを試してみると、どれくらい得するかがわかります。
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